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涼宮ハルヒの内藤列伝 (9)

「古泉一樹です。どうぞよろしく」

 血塗れハンサムスマイルが右手を差し出しながら言った。思わず俺も手を差し出して握手をする。ところでいい加減に血を拭いたらどうだ?

「ああ、俺は…」

「そいつはPTメンバーその1のキョン、あっちの魔女っ子はメンバーその2の有希。そしてあたしがリーダーの涼宮ハルヒ」

 おーい、俺が本名を名乗ろうとしているときにマヌケなニックネームで紹介するのはやめてくれ。

「ところでいいのか?こんな適当な決め方でPTメンバーを決めて」

「適当じゃないわ。そうね…、きっと古泉君は世界の存亡をかけて日夜戦う超能力者なのよ!間違いない!」

 無えよ!石投げてたまたま当たったやつがそんな"いま考えました"みたいなありえない不思議属性付きでたまるかよ。見ろ、古泉だって苦笑してるじゃないか。全く、どいつもこいつもアホだらけだ。何だかこの先がものすごく心配だ。

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