涼宮ハルヒの内藤列伝 (7)
さて、当たり前のことだが、この世界には当然ながら引力というものがある。どんなに初速が速かろうとも所詮は人間が投げた石つぶて。いずれは引力に逆らうことができなくなり、地面に落ちてくる。ジュノ下層競売前の人混みの中で、上に向かって石を投げた結果はどうなるか?わざわざ考えるまでもない。むしろ考えたくもないね。
落ちてきた石つぶては、ナイトレリック装束の男の頭に直撃した。頭から血を流して倒れる男。ナイトのレリック頭は頭部が露出していることが災いしたようだ。
「パーティメンバーその4、ゲット~!」
ここは他人の振りをしておいた方が良さそうだ。…何て思ったのだが、拾ってきたアイテムを飼い主の元に持ってきたヒナチョコボのような得意げな顔をしながら、意気揚々と倒れた男を引きずって俺の元に来るハルヒ。周りからの白い目が痛い。チクチク痛い。しょうがない。男にケアルをかけてやるとしよう。やれやれ。
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